今週は、「 オメガ3と植物油 」についてです。

⭕ 大豆や菜種などから抽出した植物油は、店頭にならんだ時点で酸化している
  • 大豆や菜種などの原料を有機溶媒につけて油を抽出し、加熱して有機溶媒を飛ばしたものが、サラダ油、大豆油・コーン油・菜種油・キャノーラ油・サフラワー油・サンフラワーオイルなどの植物油。これらは、店頭にならんだ時点で酸化している。
⭕ 酸化した植物油は、全身を老化させ、様々な病気の原因になる
  • 認知機能とメンタルヘルスの低下
    • うつ病のリスクがあがる
    • 不安傾向が増す
    • 認知機能が低下する
    • 痴呆症のリスクが上がる
    • 記憶力が低下する
    • 新しいことをうまく学べなくなる
  • 糖尿病と肥満
    • 植物油をとったマウスは、肥満になり、インスリン抵抗性が悪化し、脂肪肝になりやすい
    • 植物油の多い食事を続けた新生児は肥満と、非アルコール性脂肪肝が激増した
  • 心臓病、「過敏性腸症候群」(常にお腹の調子が悪い)と、「炎症性腸疾患」(血便や腹痛が延々と続く難病)、ぜん息、不妊、加齢黄斑変性、関節炎
⭕ 植物油をやめて、魚のオメガ3を増やし、喘息のリスクを下げよう
  • ここ数年で植物油の消費量が劇的に増え、他方でオメガ3の量は減り続けている。
  • 喘息持ちの数は過去30年間で2倍になった。
  • 喘息の原因のひとつである炎症に効きそうなものが、魚に多くふくまれるオメガ3脂肪酸。
  • 魚から得られるオメガ3を増やすと、喘息リスクが低下する。
  • 植物油の摂取を増やすと、喘息リスクが増える。
  • 魚介類にふくまれる水銀汚染の要素を考慮しても、魚を食べるメリットはそのリスクをはるかに上回る。
⭕ 植物油の使用量が多い国ほど、自殺率が高い
  • 植物油の使用量が多い国ほど、自殺率が高い
  • 世界的にみても日本の若者の自殺率は飛び抜けている。2014年における15〜34歳の死因の第一位は自殺であり、その死亡率は人口10万人あたり17.8人。フランス(8.3人)、ドイツ(7.7人)、カナダ(11.3人)、アメリカ(13.3人)、イギリス(6.3人)、イタリア(4.8人)と比べて、著しく高い。
  • 若い米軍兵士の自殺リスクを調べたら、オメガ3である血中DHA濃度の低いほど自殺が多かった。
⭕ 植物油を台所から排除し、オリーブオイルに切り替えよう
⭕ 植物油を使った加工食品を避けよう
⭕ 植物油を使った外食メニューは避けよう
  • オリーブオイルを使ったアヒージョは、良い
  • ラードを使ったとんかつは良いが、ほとんどのとんかつは避けたほうが良い
  • 天ぷらやフライ、カレーライスなどは、ほとんど植物油なので、やめておいたほうがいい

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