今週は、「 認知症、がん 」についてです。

この情報は、私の「100歳まで 健康に 生きるぞ」プロジェクトの一環です。

今週は、「 認知症、がん 」についてです。

認知症の薬、フランスではすでに保険適応外

認知症の薬、フランスではすでに保険適応外

フランスは、アルツハイマー病の治療のために使われている薬を保険適応の薬から外した。これまでに発表された研究を調べ、薬を使うことで施設への入所を遅らせたり、病気が重症化するのを抑制できたりなどの「良い影響」を示す証拠は十分ではないこと、消化器系や循環器系などへの副作用は無視できないことがわかったからである。
認知症への対策は、世界的に変わってきている。
これまでは「薬でなんとかする」という考え方。
これからは、薬はあくまで一つの手段と位置づけ、認知症を抱える人をつつむ環境全体を整えることで対策していこうとする。
現在、日本でアルツハイマー病の治療薬として用いられている薬の添付文書には「本剤がアルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていない」と断り書きがされている。
認知症やアルツハイマー病について、製薬会社による新しい薬の開発は、ことごとく失敗し、多くの製薬会社は撤退している。
認知症は症状が出る20年も前からスタートしている。予防が最も大切である。
北九州の久山町研究で「お米の摂取量が多いほど認知症になりやすい」ということがわかっている。認知症は、第3の糖尿病と言われるほど糖質過剰摂取と関連している。
糖質制限をすることは根本的な治療や予防に結びつく可能性が十分にある。手遅れになる前に、糖質を減らすことを考えるべきである。

死の間際まで抗がん剤治療を受けているがん患者が増えている
https://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/667c1ec8f4fa2e09ac4a0e61d01eee2f

転移のある肺がんや大腸がんが、抗がん剤治療で根治することは、ほぼあり得ない。しかし、このような進行がん患者の7〜8割は「抗がん剤治療で治癒する可能性が低い」ことを理解していない。
転移のある肺がんでは、基本的に根治は困難である。しかし、主治医から抗がん剤治療が「延命目的の治療」であることの説明を受けていても、3分の1の患者は、自分が「根治を目指した治療」を受けていると信じている。進行がんの患者は、根治できない状況であることを理解したがらない傾向がある。
抗がん剤治療を受けずにホスピスケアのみのグループは、抗がん剤治療を受けてホスピスケアを受けないグループに比べて、生存期間が有意に長い。肺がんと膵臓がんの患者で確認されている。
がん患者は抗がん剤治療に過大な期待をもっていて、死の直前まで抗がん剤治療を受け、その結果、ホスピスでの適切な終末期ケアを受ける機会を逃している

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