⭕️ PCR検査での陽性患者は、ビタミンD欠乏だった
- スイスの州立病院で PCR検査された人 107名のビタミンDの中央値は、
- 陽性患者:11 ng/mL
- 陰性患者:25 ng/mL
- ビタミンD濃度の低いことは、
新型コロナウイルス感染のリスクが高い
基準値
- 正常値 :30〜100 ng/mL
- 不足 :20〜29 ng/mL
- 欠乏症 :20 ng/mL 未満
⭕️ 新型コロナの死亡率が高い国は、ビタミンDレベルが低い
- イタリア、スペイン、イギリスは武漢肺炎の死亡率が高く、
他国より、ビタミンDのレベルが低い - ビタミンD不足の人は、血液検査の炎症マーカー CRP が高く、サイトカインストームを起こしやすい可能性がある
⭕️ 日本人は、ビタミンDの不足や欠乏が多い
日本人女性のビタミンD値(2016)
- 39-49歳:不足 47%、欠乏 32%
- 50-59歳:不足 48%、欠乏 27%
- 60-64歳:不足 57%、欠乏 15%
⭕️ ビタミンDを、毎日 2,000 IU(50 μg)摂ろう
- 血中ビタミンDが欠乏している人がビタミンD錠剤を摂取すると、
インフルエンザや気管支炎、 肺炎などの急性呼吸器感染症の発症が7割少ない - ビタミンDは、インフルエンザ、気管支炎、肺炎、
結核などの発症の予防効果がある - 血中ビタミンDを 38ng/mL 以上を維持すると、
急性ウイルス性気道感染症の発生率とそれに起因する病気が大幅に 減る - かつて、感染症の有効な治療法は日光浴であった。
日光浴をすると皮膚でビタミンDが作られる。 - フィンランドで756人の若年男性で、血中ビタミンD濃度が 16ng/mL 以下の人は、気道感染によって仕事を休む日が多かった
- ビタミンDを活性化するには、マグネシウムが必須
- ビタミンKも一緒に摂ること(納豆1パック)