清水泰行 (著)の「糖質過剰」症候群~ あらゆる病に共通する原因~
の内容を整理して、3回にわたって配信します。
⭕ 糖質過剰摂取が老化を促進し、多くの慢性疾患の原因になる
- 糖質過剰摂取による高血糖、高インスリン血症が老化を促進する。
- 糖質をたくさん摂り、脂質を少なくする程、中性脂肪値が高くなる
- 飽和脂肪酸と心血管疾患の関連は認められない。
⭕ 糖質の多い食事は、エネルギー消費を減らし、 体重の増加につながる
⭕ 糖質制限すると、糖尿病が改善する人が多い
⭕ メタボリックシンドロームのほとんどすべてが糖質過剰摂取に よる
- 塩分制限によって高血圧が防げるという証拠は非常に乏しい。
⭕ 糖質過剰摂取をやめない限り、認知症の増加は止まらない
- 日本の認知症の割合は OECD加盟国 35カ国で、第一位
- 糖尿病があるとアルツハイマー病の危険性は2倍以上であった
- お米の摂取量が少ないほど認知症になりにくい
- 食べると認知症のリスクを上げるのは、米、アルコール飲料、
砂糖・お菓子 - 糖質の多い飲料の摂取量が多い人ほど、脳が小さくなった。
⭕ 動脈硬化や心血管疾患も、コレステロールが原因でなく、 糖負過剰症候群である
- LDLコレステロールを下げる薬、スタチンで LDLコレステロールは低下するが、
心臓や血管疾患のリスクが低下するという十分な証拠はない - スタチンの使用は、糖尿病を新たに発症するリスクを 1.9倍から 2.6倍増加させ、
アルツハイマー病の原因の一つであるアミロイドβの沈着を増加さ せる
- 1日のエネルギー量に対する砂糖の割合が 10%未満の人と比較すると、25%
以上の人での心血管疾患での死亡率は 2.75倍。一日に 2000kcal とすると、 - 25% は、129g の砂糖
- 10% は、52g の砂糖
- 高血糖で炎症ももたらされ、さらに血栓形成が増強し、
心筋梗塞や脳梗塞が発症するリスクが高くなる - 糖質制恨で、心筋梗塞や脳梗塞を予防できる
- 日常感じるむくみや冷え症の大きな原因のひとつも糖負過剰摂取