今週は、「 熱中症 」についてです。
⭕ 体温が39.4度を越えた場合に熱中症になる可能性がある
- 器官がオーバーヒートすると、体温調節中枢が機能しなくなり、
身体の内部温度が上がり続ける。40℃に達すると、 腸の内側の細胞が損傷して、血液中に毒性の物質が漏れだし、 複数の器官が機能不全になる。 - エアコンのない部屋にいて、冷やす手段がないと、
徐々に体温が上がり、暑いと気づかず熱中症になる危険がある - 暑いところで動いているアスリートや労働者はリスクが高い
⭕ 32℃を超えたら、用心して準備を整えて外出する
⭕ 37℃を超えたら、外出は控える
⭕ 40℃を超えたら、外出しない
- 体を締め付けない、軽量で、明るい色の、綿素材の服を着る
- 衣服、帽子、タオルを濡らす
- 定期的に日陰で休む
- 動けば動くほど体は熱くなる、動かなければ体は冷える
- 水を飲み、電解質を補給する。
飲み過ぎではないかと思うくらい大量の水を飲むべきだ。 できれば塩分も摂取して電解質を補う - 小型の持ち歩き扇風機は使わない
- ミストボトルを持ち歩く
⭕ 脱水を予防するのは、水もスポーツドリンクも同じ
⭕ スポーツドリンクは、びっくりするぐらい血糖値を上げるから、 水分補給のためには水を飲んだほうが良い
- スポーツドリンクは子供でも、高齢者でも、どんな人にも、
日常生活のどんなタイミングでも必要なものではない。 健康的なドリンクではない。 - 500mlのスポーツドリンクを飲んだらビックリするくらい血糖
値が上昇する
⭕ 運動で水分を失った後、水と比べて、 ビールを飲むことは脱水の原因にはならない
ただし、ビールは 660cc だけ、その後は水です。それ以上、ビールを飲み続けると、 どうなるかわかりません。
- 適度なビール(定期的な)の摂取は、
活動的な個人の水分補給のマーカーに有害な影響を及ぼさない。 - 運動後、ビールの摂取は、体液バランスおよび尿中排泄物の値は、
水だけを飲むのと比べて差がなかった