今週は、「 皮膚常在菌 」についてです。
「患者よ、医者から逃げろ その手術、本当に必要ですか?」夏井 睦 (著) を参照しました。
⭕️ 皮膚常在菌は外来性病原菌の侵入を防ぎ、健康を守っている
- アクネ菌など皮膚常在菌は、皮脂腺、皮脂とのタッグにより、
外来から来る病原菌の侵入を防いでいる。 - 皮膚常在菌は、人間の健康を守る影の防衛隊である。皮膚常在菌を
取り除いてはいけない。
⭕️ 合成洗剤は、皮膚常在菌を取り除き、アトピー性皮膚炎、 乳児湿疹、乾燥肌を引き起こす
- シャンプーやボディーソープ、食器洗い洗剤などの合成洗剤は、
合成界面活性剤である。 - 合成界面活性剤は、角質表面をコーティングしている皮脂の層を根
こそぎ洗い落としてしまい、皮膚常在菌を住めなくする。 - ボディーソープやシャンプーなどの合成洗剤で洗浄を繰り返すほど
、外来菌や病原菌の生息に適した環境になっていき、 皮膚の健康は蝕まれ、皮膚は雑菌だらけの不健康な状態になり、 皮脂を失って乾燥化する。 - アトピー性皮膚炎、乳児湿疹、乾燥肌と皮膚掻痒症を増加させてい
る。
⭕️ 皮膚分泌物は水溶性なので、ボディーソープやシャンプーで洗う必 要はない
- お湯に浸かっているだけで皮脂を含めて皮膚分泌物のほとんどはお
湯に溶けて体の汚れは落ちる - 頭皮の汚れもお湯シャンで十分
⭕️ ボディーソープやシャンプーの代わりに固形石鹸を使うべき
- 固形石鹸は、洗浄力が弱い分、皮膚を損傷する作用も弱い
⭕️ 素手で合成洗剤を取り扱わず、 ゴム手袋などで皮膚に付かないようにする
- 強力な乳化作用を持つ合成界面活性剤は、
人体に直接触れないようにしないと危険。
⭕️ 合成洗剤の使用をやめると、アトピー性皮膚炎、乾燥肌、手 湿疹、乳児湿疹の症状は改善していく
- 合成洗剤の使用を止め、お湯のみでの洗浄にし、
保湿クリームを止め、一日に数回、 患部にワセリンを塗るだけで症状は改善していく - 風呂上がりには、皮膚が乾燥している部分に白色ワセリンを塗布。
ベタつきが気になる場合は、 柔らかいキッチンペーパーなどで拭き取る。 ベビーオイルを少量加えると軟らかくなる。 - 痒みの強い部位にはステロイド軟膏を追加塗布し、
抗ヒスタミン剤を内服。
⭕️ 保湿クリームやハンドクリームも合成界面活性剤なので、皮膚を不 健康にしている
- 手荒れ患者は保湿クリームやハンドクリームを使うようになった
- 保湿クリームもハンドクリームも、合成界面活性剤の塊なので、保
湿クリームには保湿力はなく、皮膚の乾燥剤であり、 手荒れをさらに悪化させる - 医薬品であれ、化粧品であれ、
クリームと名前のついている製品は合成界面活性剤の塊