⭕ 股関節骨折の予防には、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKを摂るべき
股関節骨折に見舞われた高齢者の25%は、それが直接の原因で亡くなる。
マグネシウムは80%に及ぶ人で不足している。
マグネシウムは、骨の健康に重要な役割を果たすだけでなく幅広い生物学的機能を持つ。成人は、平均 25g のマグネシウムを持つが、うち 15g が骨にある。
マグネシウムの摂取量が増えると、骨のミネラル密度が高まる。
骨粗しょう症で閉経後の女性が、一日290 mgのマグネシウムを30日間服用するだけで、骨損失を減少することができた。
マグネシウムとビタミンK2、ビタミンDとのバランスを取ることが必要である。
ビタミンK2:不足すると、骨にあるカルシウムが、動脈壁などに移動し、動脈硬化を起こす。
大量のビタミンDサプリメントを、ビタミンK2やマグネシウムを取らずに摂取すると、心臓の冠状動脈での石灰化などが起こる。
マグネシウムとビタミンK2は、お互いを補完する。
マグネシウムは、血圧を下げるのに役立つ。
⭕ マグネシウム不足は、心臓病や大腸がんなどのリスクにつながる
マグネシウムを取らずに過剰にカルシウムを摂取すると、心臓発作や突然死のリスクを高める。
食事からマグネシウムを多く取るほど、大腸腫瘍のリスクが低下する
⭕ アルコール中毒者の60%が、マグネシウムの血中濃度が低い
⭕ 食品だけでは十分にマグネシウムを摂るのは無理
マグネシウムのサプリメントを検討するべき。
今日栽培されているほとんどの食品にはマグネシウムその他のミネラルが不足か欠乏している。
マグネシウムを含む食材
ほうれん草やスイスチャードのような緑の葉物野菜、アーモンド、カボチャの種、ヒマワリの種、ゴマなどの豆類、ナッツ類、アボカドなど
野菜からジュースを作ることで、マグネシウムを確実に取ることができる
⭕ うつ病の原因のひとつはマグネシウム不足
うつ病は「心の風邪」ではない。
うつの根本的な解決には、糖質制限が必要である。
うつの大きな要因のひとつはマグネシウム不足である。
加工食品、制酸剤、利尿薬、カフェイン、アルコール、及びストレスなどによって、マグネシウムの吸収が減る。
⭕ マグネシウムが睡眠の質を改善する
マグネシウム不足はメラトニン不足を引き起こすので、マグネシウムが睡眠の質を改善する場合がある。
マグネシウムは、ストレスを低下させたり、自律神経を安定させたり、身体と脳をリラックスさせる効果がある。
マグネシウムは、股関節骨折の防止に役立ちます。
https://japanese.mercola.com/sites/articles/archive/2017/01/23/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%A3%B2%E6%96%99%E6%B0%B4.aspx
栄養不足の見分け方
https://japanese.mercola.com/sites/articles/archive/2019/01/02/%E6%A0%84%E9%A4%8A%E7%B4%A0-%E4%B8%8D%E8%B6%B3-%E5%85%86%E5%80%99-%E7%97%87%E7%8A%B6.aspx
うつ病とマグネシウム
マグネシウムが睡眠の質を改善する-マグネシウム不足と睡眠障害