⭕️ 加工食品、ジャンクフード、清涼飲料水は肥満の元で、 コロナ感染で重症・死亡リスクを高める
- メキシコでは、COVID-19の合併症で死亡した人の99%
以上が基礎疾患を有していた。うち、76.1%が高血圧、35. 5%が糖尿病、33%が心臓病であった。 - 加工食品、ジャンクフード、清涼飲料水は、
これらの慢性疾患の発症の主な原因となっており、COVID- 19による入院と死亡に重要な役割を果たしている。 - 肥満は、COVID-19患者における呼吸不全、
ICUへの入院、死亡の強い独立した危険因子である - 軽度の肥満患者は、呼吸不全のリスクが2.5倍、
ICUに入院するリスクが5倍 - BMIが35以上の患者は、COVID-19 で死亡する可能性が12倍高かった
- BMIが25以上の患者は、重症化する可能性が2倍高く、3.
7倍の確率で死亡
⭕️ メキシコの十数州は、パンデミックに対抗するために、 肥満の主な原因となっているジャンクフードの未成年者への販売を 禁止することを決定した
- メキシコでは、COVID-19で入院した18~
49歳の患者では、肥満が最も一般的な基礎疾患である - ジャンクフードは、
英国で消費されるカロリーの半分以上を占めるので、英国は、 コロナウイルス予防戦略の一環として、 肥満を防ぐために超加工食品などのジャンクフード広告を制限する
⭕️ ビタミンDは、免疫機能を高める
- ビタミンDは、ウイルスの複製を低下させ、
自然免疫応答と適応免疫応答の両方を調整することで、 免疫機能を高め、呼吸困難を軽減し、全体的な肺機能を改善し、 肺の界面活性剤を生成し、体液の排除を助ける - ビタミンDの欠乏は肺炎、結核、気管支炎と関連している
⭕️ ビタミンDが低いと、COVID- 19の合併症や死亡のリスクが高まる
- ビタミンDはまた、肥満、2型糖尿病、高血圧、
心臓病を含むCOVID- 19の予後不良に関連した共存疾患のリスクを低下させる - ビタミンDレベルが低いと、COVID-
19による死亡率が高く、SARS-CoV- 2の陽性と急性呼吸器感染症に感染するリスクが高くなる - 陽性と判定された人は、ビタミンDが1.8倍も不足している
- ニューオーリンズでは、最も病人の多いCOVID-
19の患者の100%がビタミンDの欠乏である - ヨーロッパ12カ国のCOVID-19死亡率が高い国では、
ビタミンD血中濃度が低い - ビタミンDが低いと、
サイトカインストームとブラジキニンストームの両方を引き起こし 、これがCOVID-19死亡率の重要な因子である。 - ビタミンDは、肥満、2型糖尿病、高血圧、心臓病など、
COVID- 19の予後不良に関連する合併症のリスクを低下させる
⭕️ ビタミンDのレベルを上げれば、 症状のない人や軽症の人を増やす
- 高齢化と併存疾患はビタミンDの供給不足と関係し、
60歳以上になると、皮膚のビタミンDの合成量が減少し、 さらに高齢になるとより減少する - 40-60 ng/mL 以上の25(OH)D濃度を上げることを目標とし、10,000 IU/dのビタミンD3を数週間投与して25(OH)
D濃度を急速に上昇させ、その後5,000 IU/dを投与する