亜鉛が COVID-19 を予防する
今週は、「 亜鉛が COVID-19 を予防する 」についてです。
⭕️ 世界の人口の1/3 が亜鉛不足
⭕️ 日本人の亜鉛摂取量は、理想値の半分ぐらい
- 亜鉛が不足すると免疫機能が落ちる
- 精子の質低下と男性不妊の危険因子
- 亜鉛を投与された患者群は、風邪の期間が短くなった(ランダム試験)
- 牡蠣、レバー、煮干し、うなぎ、するめ、海苔、松の実、ごま、カシューナッツ、アーモンド、くるみ、ビスタチオ、貝類、卵、牛肉、切り干し大根、豆類、カレー粉、チョコレート、わかめ、干し椎茸、落花生
- 牡蠣には、亜鉛が多く含まれている。加熱用の牡蠣のほうが栄養価が高い。
⭕️ 血中亜鉛濃度が不足すると、COVID-19 感染で、合併症が 5.5倍、死亡リスク 2.3倍になる
⭕️ リンゴに含まれるケルセチンが亜鉛イオノフォアなので、マザーという細菌や酵母が残っているアップルサイダービネガーを、一日に大さじ1杯から2杯、摂るのが良い
- 亜鉛の細胞への吸収は悪く、亜鉛イオノフォア(亜鉛輸送分子)がないと亜鉛の取り込みができない
- ケルセチンは、玉ねぎ、ブロッコリ、りんごなど野菜や果物に含まれるフラボノイド
⭕️ 加工食品を食べると、ビタミンB1と亜鉛を消耗し、体内のビタミンB1と亜鉛が低下する
- お菓子、インスタントラーメン、冷凍食品などは加工食品である
- 亜鉛の低下は、感染につながる。食事を見直し、高度加工食品をできるだけ減らすこと。