今週は「冷え」と「低体温」についてです。
⭕ 正常体温なのに手足が冷たくなる「冷え性」、平熱が 35℃台の「低体温」
- 「冷え性」と「低体温」を併発している人が増えている
- 代謝のための酵素がよく働く体温は 37℃で、低体温になるとリンパ球などが不活発になり「免疫力」
が低下し、酵素が不活性化することによる「代謝」が低下する - 冷えは夏場に起きる:エアコンの中で過ごす人ほど、
自律神経が働かなくなり、冷えの症状になる
⭕ 「冷え」「低体温」は、肩こりや頭痛、 喘息などのアレルギー疾患、糖尿病や高血圧、 うつ病などの精神疾患、そしてガンなどの発症や増悪を招く
⭕ 低体温の原因
- 絶え間ないストレス
- 運動不足
- お風呂に浸からずシャワーで済ませる人の増加
- 冷蔵庫の多用や、
各種加工食品やインスタント食品による栄養バランスの乱れ
⭕ 赤血球が大きいと末梢血管に入らなくなり、冷え性を起こす
- 血液検査で赤血球の大きさを示す MCV値が >90〜92 の場合、ビタミンB12や葉酸不足の疑いがある
⭕ 冷えや低体温を改善するためには
- 有酸素運動や筋力トレーニングなどの運動
- ぬるめの半身浴や手浴・足浴
- ビタミンやミネラル・
抗酸化成分などの栄養素をしっかり含んだ野菜や果物( とりわけ根菜類)をたっぷり食べること - ビタミンB12や葉酸、亜鉛とマグネシウム、オメガ3や鉄を摂る
- 少なくとも60kg の人なら 60gのタンパク質を摂る。牛肉なら 300g。プロテインパウダーを使うのが効率的。