この情報は、私の「100歳まで 健康に 生きるぞ」 プロジェクトの一環です。
今週は、「 プチ断食 」についてです。
⭕ 毎日、食事を10時間以内に制限するプチ断食でも、 メタボが改善する
- メタボの患者に対しては、通常、健康的な食事、運動、
薬剤処方がなされるが、 危険因子のコントロールは困難なことが多い - UC San Diego が、メタボの患者 24人に対して、
毎日の摂食時間枠を10時間以内に収める時間制限食事法を行い、 12週間後、以下の因子がすべて改善した
- 体重/BMI :-3%
- 腹部/内臓脂肪 :-4%
- 総コレステロール :-7%、LDL -11%
- 血圧 :収縮期-4%、拡張期-8%
- 空腹時血糖値 :-5%
- 空腹時インスリン濃度:-21%
- 参加者の70%で、睡眠の質と量が改善した
⭕ 断食をすると、オートファジー(細胞の自食作用)が活性化され、 細胞が若返る
- 断食で、オートファジー(細胞の自食作用)が働くと、
細胞の中の変性したタンパク質やミトコンドリアを再生する
- オートファジーは、ノーベル賞の大隅良典博士が解明した
- 断食や食事制限、
飢餓などによってオートファジーを活性化されると、 細胞の機能が正常化し、若返る
⭕ 断食やプチ断食の健康メリット
- インスリン感受性の正常化により、
糖尿病や認知症のリスクを下げる - 「飢えのホルモン」グレリン濃度を正常にし、
肥満リスクを改善する - 成長ホルモンが女性で1,300%、男性で2,000%増加し、
健康、元気、老化遅延に大きく貢献する - 中性脂肪を下げ、病気を示す他の生体マーカーを改善する
⭕ 30歳以上なら、プチ断食をしたほうがいい
- 20歳より若い人は、断食をする必要はない。
- 30歳以上では、やったほうがいい。
- プチ断食では、毎日、睡眠を含め食べない時間を 10〜16時間にし、夕食は眠る3時間前には終える。