今週は、「 薬・骨・筋肉 」についてです。
薬を飲んでもあなたの不健康な状態は解決しない
病気になると、病院へ行き、薬を処方されてその薬を飲む。しかし、ほとんどの場合その薬は、決してあなたを治癒させているわけではなく、症状を覆い隠しているだけである。人間の治癒のほとんどは人間自身が行い、その間の不快な症状を軽減するために薬が使われる。
慢性疾患の場合、不健康な状態を薬で覆い隠すことにより、体が健康に向かうことはない。薬で隠された裏で、どんどん病気が進行してしまう。
認知症の症状があって病院へ行くと抗認知症薬を処方されるが、その薬には認知症を治す効果は全くない。認知症の症状は、初期であれば食事を変えるだけで大幅に改善することが珍しくない。
体調不良であれ、病気であれ、まずしなければならないことは食事や栄養の改善である。薬はあなたの不健康な状態を解決しない。あなたを治療するのはあなたの体そのものである。良質な栄養、エネルギーを十分に摂取することが最も重要である。
病気や身体について無知ではダメ。自分の体のことは自分で情報を集めて、しっかりと医療に参加しよう。
L. reuteri 6475 という乳酸菌サプリが骨をたくましくする
https://yuchrszk.blogspot.com/2018/10/blog-post_89.html
骨を太くする方法といえば、筋トレとビタミンD が重要なのは良く知られている。加えて、腸内環境は骨にも影響がある。
「Lactobacillus reuteri 6475 」という乳酸菌で、過去のマウス実験では骨密度の上昇が確認されていた。
健康体で、とくに骨粗しょう症やリウマチなどにはかかっていない、90人の高齢女性を対象にした研究で、1年後、乳酸菌「L. reuteri 6475」のサプリを毎日飲んだグループは、飲まなかった人より、骨の減り方がおよそ2分の1以下だった。
骨がもろくなりがちな高齢者の方々にはL. reuteri 6475がいいかもしれない。
脚力を鍛えると認知症を予防できる
https://japanese.mercola.com/sites/articles/archive/2018/11/02/%E8%84%9A-%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B9-%E8%84%B3-%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B3%BB-%E5%81%A5%E5%BA%B7.aspx
筋トレを行わないと、筋肉の質量が落ち、神経系や脳も劣化する。
エクササイズは、脳の健康を守り、維持、改善するために重要な手段であり、認知力の最適化に欠かせず、認知症さえ軽減する。
エクササイズは脳の機能を保護し、改善する
脳への血流を増やす
神経保護物質を増やす
脳内の損傷を減らす
脳内の損傷を促すタンパク質を減らすことによりアルツハイマー病の悪化を遅くする
マウスの後ろ脚を動けなくした。前脚は使うことできたので、ストレスを受けずに正常に繁殖した。28日後、検査したところ、ニューロンや脳細胞の原細胞である神経幹細胞が70%減少した。
エクササイズした猿はエクササイズしない猿より新たな作業を二倍速く学習する。
一般的に、人間の海馬は年齢とともに委縮していくが、一回30~45分、週3回で一年歩いた高齢者は海馬の体積が、逆に2%増加した。
43~73歳の女性の双子324人を十年フォローし、双子のうち脚力が強いほうが、認知機能が維持されることがわかった。脚力が、その他のどんな要因より、脳の健康について優れた予測因子であった。
20分の筋力トレーニングで、エクササイズから2日経った後の長期的記憶力が約10%改善された。ちょっとの運動で、脳を活性させることができる。