100歳以上の老人が世界で最も多い島 カギは「体内の炎症」にあった(デイリー新潮)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190323-00558688-shincho-life
長寿研究から分かった「QOL」を上げるポイント――伊サルデーニャ島の暮らしに学ぶ | デイリー新潮
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/03240800/?all=1
イタリアのサルデーニャ島は、100歳以上の老人が世界でもっとも多い“超長寿エリア”のひとつ
サルデーニャ島の老人たちは、
長生きなだけでなく、楽しい人生を送っている
みな朝から活発に近所を歩きまわり、島内に寝たきりの老人はゼロ
それぞれが家族や友人と強いきずなを持ち、歌や料理などの趣味を愛しながら死ぬまで働き続ける
サルデーニャ島の老人たちは、体内で“炎症”を起こしていない
体内の炎症レベルが低い人ほど、鬱病や不安症に悩まさない
100歳を超えても元気な男女ほど、体内の炎症レベルが低い
サルデーニャ島の老人たちは、なぜ炎症レベルが低いのか?
「自然」の効果
定期的に森や高原へ出かける人は、コレステロール値が低くて糖尿病にもかかりにくいうえに、夜はぐっすりと眠れ、体内の炎症レベルが低かった
山や川の光景が、私たちのストレスを下げてくれる働きを持つ
近くの公園でくつろいだり、1日5分「自然の写真」を見るだけでも良い
「発酵食品」
サルデーニャ島では、発酵食品は定番で、チーズ、ピクルス、ヨーグルト、ザワークラウトなどがよく食べられる。
納豆をよく食べる日本の伝統的な食生活は、
発酵食品は腸内環境を改善して、お腹の調子を整える
私たちの不安や炎症などの症状を減らす
私たちの“腸”は、
食べたものから栄養を取り込む器官である
同時に、人体のなかでも最大の免疫器官であり、体のなかに異物が入らないように守る役割も果たしている
発酵食品には、免疫機能を強化する働きがある。食品にふくまれる良い細菌が脂肪酸を作り出して腸の壁に薄いバリアを張り、毒素の侵入をブロックしてくれる。
納豆、キムチ、ぬか漬け、味噌など、毎日の食事に取り入れる発酵食品の種類はなんでもOK。微生物の作用で作られた食品であれば、炎症は確実にやわらぐ。
「ウォーキング」
サルデーニャ島の老人はとにかくよく歩く。およそ1万歩。日本の高齢者の2倍。
週に150分のウォーキングで、運動不足の人よりも全死亡率が11%減る。
ウォーキングが体の痛みをやわらげる。1日10分以上のウォーキングをする人は慢性的な腰痛や関節痛などが大きく減る。
「昼寝」
サルデーニャ島の老人たちも、だいたい午後1~2時のあいだに1回15分の昼寝をするケースが多い。
10~20分の昼寝:疲れた頭が回復し、集中力と生産性が上がる
30分の昼寝:肉体の疲れが回復し、健康の維持に役立つ
夜寝る前に“メラトニン”を含むサプリを飲むと良い
サルデーニャ島の老人や日本の百寿者たちは、とにかく周囲との人間関係を大事にする。ひまを見ては家族や友人と集まり笑い話に興じるような人ほど、体が若い傾向がある。