⭕ 2025年には、65歳以上の高齢者のうち、 5人に1人が認知症に罹患する
- 2025年には、日本の認知症患者が700万人を超え、
65歳以上の高齢者のうち、 5人に1人が認知症に罹患することになる。 - 歯周病は、歯茎の組織に「歯周病菌」が感染して発症する。
- アルツハイマー病患者の脳から「歯周病菌」が見つかっている。
⭕ 「歯周病菌」が、アルツハイマー病の原因候補である
- 「歯周病菌」が、アルツハイマー病の原因の候補である。
- 死亡したアルツハイマー病患者の脳から「歯周病菌」
が見つかった。 - 生きているアルツハイマー病患者の脊髄分泌液から「歯周病菌」
のDNAを発見した。 - 54例のアルツハイマー病患者の脳のうち96%から「歯周病菌」
が生み出した有毒酵素「ジンジパイン」を見つけた。
- 死亡したアルツハイマー病患者の脳から「歯周病菌」
- アルツハイマー病のリスクを軽減したいなら、
歯磨きをすることは重要である。
⭕ 歯周病と糖尿病の関連性は強い
- アミロイドβの沈着や老人斑の形成は認知機能障害を発症する15
~ 20年以上前の40歳代前半から始まっていると考えられている。 - 歯周病をコントロールすることでアルツハイマー病の発症時期を遅
くできる可能性がある。 - 歯周病と糖尿病の関連性は、強い。
⭕ 喫煙は、歯周病を進行させやすい
- 煙草を吸う人は、吸わない人の何十倍も歯周病が進行しやすい。
- 喫煙でビタミンCが破壊され、歯垢が付着し、
歯石に変化するので、歯周病・虫歯になる。 - 一日に数本のタバコを吸っただけで、
一日に必要なビタミンCの量を破壊する。ビタミンCの欠乏は、 歯周病の他、様々な疾患の原因となる。
⭕ 歯周病に、ビタミンCが効果的
- 歯周病にかかっている日本人は30歳以上で、80%。
- 歯と歯茎の間の歯周ポケットに、
食べかすなどを栄養として細菌が繁殖し、プラーク(歯垢) を形成する。 これらの細菌はコラゲナーゼという酵素を大量に分泌し、 歯茎をつくっているコラーゲン線維を分解し、 徐々に歯茎が弱体化していく。さらに、 免疫物質が細菌と戦うことで炎症が発生し、 歯茎の破壊に拍車をかける。 - 歯周病に、ビタミンCが効果的である。歯周病は、
細菌が歯茎をつくるコラーゲン線維を分解し、 歯茎が弱って悪化する病気である。 ビタミンCは壊れたコラーゲン線維の再生に力を発揮する。 ビタミンC入り歯磨き剤を使ってブラッシングすると、 コラーゲン線維の産生量が通常の3~4倍にもなる。 - 歯周病は、歯が抜けてものが噛みにくくなる。
- 歯茎の壊れた組織から体内に入った細菌が心臓病などの血管障害や
糖尿病などのリスクを高め、 咀嚼力が落ちることで認知症の一因となる。